8月21日に、季節の音楽会と錦城花火大会が、錦城学園グラウンドで開催されました。今年度は、新型コロナウィルス感染症予防対策のため、地域の方やご家族は残念ながら招待できず、入所利用者さんのみの参加となりました。

　最初は季節の音楽会です。今回の音楽会では、夜の開催ということで、星に関連した曲を中心に曲を構成し、職員が演奏を行いました。演奏曲は、「さんぽ」や「星に願いを」のバンド演奏、「きらきら星」のハンドベル演奏です。利用者さんは静かに音楽に聴き入ったり、音楽に合わせて拍手をしたりしていました。特に初の試みだったハンドベルは好評で、皆さん、演奏する姿を楽しそうに観ていました。

　季節の音楽会に続いては、花火大会です。「パプリカ」など4曲の歌に合わせて、約１０００発もの花火が、迫力満点に錦城の夜空を彩りました。皆さん、打ちあがるたびに夜空を見上げ、中には身体を前後に大きく揺らせて見入っている方、思わず立ち上がってしまう方などもいました。花火大会が終わって、寮に戻って来てからも、音楽会で受け取った歌詞カードを握りしめ、皆さんイベントの興奮が冷めやらない様子で、とても素敵な笑顔が寮内に咲いていました。

　今年度は、外出などの毎年行っているイベントは中々実施出来ません。そんな中でも、季節を感じられる行事や、利用者さんが楽しめる行事を、これからも計画していきたいと思います。