10月27日に、同法人事業所のふじのき寮にて、ふじのき祭が行われました。私達の施設ホームあさぎり台には、ふじのき寮で生活していた方も何名かおられますので、毎年ふじのき祭に参加させて頂いております。

 

　あいにくの雨模様でしたが、利用者とそのご家族様、学童やその父兄方、地域住民の人たちが集まっており、会場内は熱気に包まれておりました。あさぎり台の利用者も、ステージ観賞や出店での食事を楽しみ、また昔いっしょに過ごしていた利用者方や職員と顔をあわせて、ふだんとは違った笑顔がこぼれ落ちていました。

 

　あっと言う間に時間が過ぎて行ったのですが、とても嬉しく、感激したことがありました。それは、すれ違うことも困難な人混みの中で、あさぎり台の車椅子の利用者が通る度に、周りの人達が道をあけて気遣ってくれたことです。また、高齢の利用者のために、食事のスペースを急遽作って頂くなど、その他にも多くの配慮を受けております。

 

　高齢者にとって外出することは気分転換にもなり、大きな楽しみのひとつですが、周りの支えなしに行うことは、なかなか容易なものではありません。しかし、「だから…外出できない」ではなく、「これがあれば…外出できる」と考えて、高齢者の思いを実現できるように支援していく社会が不可欠です。

 

ふじのき祭に参加したことで、私達が目指している地域共生社会が、とても身近にあることを感じたと同時に、地域の人達に代表される社会資源とリンクすることの大切さを実感した一日となりました。皆様の支えに感謝致します。

↑みんな久しぶりの仲間たちに会って喜んでいます　　↑盆踊りも楽しかったね☺

↓ビール片手にいい笑顔☺　　　　　　　　　　　　↓帰ってから乾杯🍻たまに飲むと美味しいね♡