2021年10月15日
錦城たかお祭が開催されました。
この日は秋晴れ。頬を撫でる風が心地よく、まさに絶好の祭り日和でした。朝、廊下ですれ違う利用者の方々からは、嬉しそうな表情で、「今日は祭りか?」という言葉を耳にし、皆さんの胸の高鳴りが聞こえてくるかのようでした。
前年度と同様、新型コロナウイルス感染対策の為、ご家族やボランティア、地域の方々の参加は控えて頂き、錦城学園の利用者さん、職員のみでの開催となりました。午前と午後の二部構成で行い、午前はステージでの出し物、午後からは模擬店や、生け花の展示などが行われました。
◎午前の部
①バンド演奏 ②錦城太鼓 ③職員による劇「しらゆき姫」の順番に行われました。バンド演奏、太鼓と会場は徐々に熱気を帯びて行き、午前の部の最後となる劇では、盛り上がりも最高潮を迎え、中には飛び入りで参加される利用者さんもいましたよ!
◎午後の部
模擬店では、大判焼き、フライドポテト、ジュース、杏仁豆腐のブースを設置。その他、利用者の方々が作成された生け花展示ブースや、劇の出演者との写真撮影用のブース、班活動で作成した装飾品の販売所が設置されました。中でも写真撮影ブースでは、一際大きな歓声が上がっていましたよ!
新型コロナウイルスの勢いはいまだ衰えず、規模を縮小する形での開催となりました。しかし、そんな中でも何か新しいことに取り組み、利用者の方々に楽しんで頂きたいと考え、今回は初の試みとなる職員による劇を行ないました。感染対策を行なった上での出し物ということで、様々な制約がある中、それでも気持ちのこもったものを届けることができたのではないかと思います。来年こそは、ご家族や地域の方々も参加のできる祭りとなることを心から願っています。