2017年1月13日
防災訓練実施【水害】
1月12日、50センチの床上浸水を想定しての、防災訓練を実施しました。昨年の台風10号による岩手県での被害も記憶に新しいところです。
当施設では市内のハザードマップにおいて津波、洪水、土砂の被害区域には指定されていませんが、ため池の増水により50センチ程度の被害が予測されています。
しかしこれはあくまでも想定の範囲内でのことであり、それ以上の降雨や災害発生時は予測もつきません。そのためには日頃の反復訓練が重要となることでしょう。
私たちが支援に携わっている方々は「避難に時間を要する方」と捉えられています。「避難勧告」や「避難指示」が発令されてからでは避難に間に合わないことから、「避難準備情報」が発令された時点での避難開始が必要とされています。
また今回は浸水を避けるため、施設の2階を非難場所に指定しました。
そのため階段昇降の困難な方や負傷者等、避難の際の搬送も併せて訓練を行いました。
今後も器材を使用する場合や複数名で抱えての搬送等、試行錯誤を重ねて訓練に取り組んでいきます。