2025年12月9日
「想い」を共有する日中活動報告会&茶話会

去る12月4日(木)、愛育学園の「ゆずホール」にて、社会福祉法人松原愛育会の日中活動報告会が開催されました。
今回は、当法人が大切にしている「倫理綱領」の精神にも触れながら、当日の様子をご報告いたします。
🎤 3施設による活動報告
この報告会は、法人内の各事業所が実践している日中活動を共有し、互いに研鑽を積むための大切な場です。 今回は、以下の3事業所から活動報告が行われました。
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重症心身障害児(者)施設 石川療育センター
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生活支援センター 雪見橋
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障害者支援施設 愛育学園
それぞれの事業所が、利用者様お一人おひとりの「その人らしさ」を大切にし、どのような支援を行っているかを発表しました。
🕊️ 私たちが大切にしていること(倫理綱領より)
私たち松原愛育会には、職員の行動指針となる**「倫理綱領」**があります。
個人の尊厳 私たちは、利用される方の能力を最大限に発揮できるよう、ひとりひとりの個性や主体性、可能性を尊び、自己決定による支援となるように努めます。
地域との交流 私たちは、地域や家族をはじめとする利用される方に関わる全ての人たちとのつながりを大切にし、社会を構成する一員として交流がはかれるよう支援します。 (松原愛育会 倫理綱領より抜粋)
今回の報告会や、続く茶話会で出たアイデアの根底には、常にこの「個人の尊厳」や「地域社会とのつながり」への想いが流れています。
☕ 夢を語る茶話会 ~尊厳ある豊かな生活のために~
報告会の後は、職員同士でグループワーク形式の茶話会を行いました。 テーマは**「実現性や予算は関係なし! 利用者様に提供したいサービスは?」**。
これは、倫理綱領にある**「豊かな人生を自己実現できるように」**という私たちの使命を、自由な発想で形にしてみようという試みでもあります。
グループ発表では、利用者様の笑顔輝く未来を想像し、ユニークなアイデアが次々と飛び出しました。
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「もっと広い世界へ!」 … みんなで遠方への旅行に行きたい
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「仲間と競い合う喜びを!」 … 施設対抗の運動会開催
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「”推し”がいる生活!?」 … アイドル並みのルックスを持つ支援員を採用する!(笑)
会場が笑いに包まれた「アイドル支援員」のアイデアも、突き詰めれば「利用者様にワクワクする毎日を送ってほしい」「明日が楽しみになるような支援がしたい」という、生命の尊厳と幸福追求への願いが込められています。
🤝 これからも、一人ひとりの「かけがえのない存在」のために
今回の報告会を通して、職員一同、「一人ひとりを大切にする」という私たちの原点を再確認いたしました。
利用者様が住み慣れた地域で、安心して、その人らしく輝けるように。 飛び出した夢のアイデアも、いつか形を変えて実現できるよう、私たちはこれからも柔軟な発想で支援に取り組んでまいります
